登山者カウンターのカウント数はたったの2。
カチンコチンの御硯水。
夜明け前の夜の500円札。
今日も静かに陽が昇ります。
古道感のある楢ノ木尾根。
ワイヤー設置の荒々しい場所もあり。
泣く泣く坂を登った鬼に思いを馳せながら。
大峰権現様を祀る祠
大峠にて4時前に起床。
特に早出する予定はなかったのですが、折角なので出発。
本日は大菩薩マイナールートその2。楢ノ木尾根を歩きます。
まずは雁ヶ腹摺山に登ります。
登山口にはカウンターが設置されています。
え、2人だけ・・・いつからのカウントだろう?
登山口から入ってすぐに麓水「御硯水」があります。
現在はこんな具合。
土が流れて結構危うい山道が続きます。
お化け屋敷なら嫌な予感しかしない状況。
暗闇の山頂に到着。
夜明けはまだ先です。
500円札の撮影地ではもう集客できなそう・・・。
日の出を待たず、先へ進みます。
水平線が朝焼け色に染まるいい時間。
大樺ノ頭に到着。
日の出の方角に向かって楢ノ木尾根歩きスタート。
丁度開けた箇所から御来光を待ちます。
おはようございます。
周囲の全てが朝焼けに染まります。
富士山もほんのり朝焼け色。
露岩の細尾根なのに唐突に現れる鉄塔。
また細尾根の道に。
楢ノ木尾根は荒々しさもある変化に富んだ尾根です。
ここはクサリの代わりにワイヤーが設置されています。
高低差が分かりずらいですが、クサリ場ならぬワイヤー場です。
鬼も泣いたという泣坂ノ頭を経て大峰山へ。
楢ノ木尾根の終点、大峰山山頂に到着。
大峰の権現様が祀られた祠がポツリ。
一服。恐らく本日最後の休憩になるでしょう。
ここから一般ルートを外して北稜を下ってみます。
下るべき尾根の方角をチェックしていざ下山。
下りに選んだ尾根は防火帯となっていました。
落ち葉ラッセル。
写真では分かり辛いですが、かなり急峻な防火帯が続きます。正直このルートはおすすめ出来ません!
この岩場を越えても急峻な防火帯は続きます。
防火帯を下ってピンポイントで駐車場に到着。
ただ何度も言いますが、このルートは上り下り共におすすめ出来ません!
帰りに多摩源流温泉『小菅の湯』でひとっ風呂。
珍しくこんなモノを飲みたくなりました。
案の定、ファンタグレープの味・・・。
2017年の山行はこれにて終了。
来年はどんな山歩きができるかな。
おわり
単独行/2日目/テント泊/縦走/マイカー登山
大峠 | [着] 05:09 - [発] 05:09 |
---|---|
↓ 53分 | |
雁ヶ腹摺山 | [着] 06:02 - [発] 06:08 |
↓ 31分 | |
大樺ノ頭 | [着] 06:39 - [発] 06:44 |
↓ 132分 楢ノ木尾根 | |
大峰 | [着] 08:56 - [発] 09:07 |
↓ 72分 急峻な防火帯 | |
小金沢公園駐車場 | [着] 10:20 - [発] 10:20 |
行動時間:4時間49分(休憩含む)