2012年5月1日
奥多摩:4日目
雲取山:ヤバイ、オレ、山に住める?!

起きると体が絶好調だ。
肩こりや太ももに多少の筋肉痛を感じるものの、あれほどヘロヘロになっていたお尻の筋肉もなんだか歩く気満々。
食欲も旺盛で今回の縦走中、ベストコンディションになっている。

これが人体の順応能力なのか。
この分なら石尾根伝いに奥多摩駅まで歩いて行けそうだが、昨日合流したKさんの車に便乗させてもらうため、一緒に鴨沢へ下りる事にした。

何も見えない山頂でも皆さん楽しそう。


その前に、雲取山頂に朝の散歩。

小雨の降るガスの中で御来光どころか眺望も全くない。
それにも関わらず山頂は人だかりで、ツアー団体が集合写真を撮っていた。

こんな何も見えないガスの中でも皆さん楽しそう。

ツアー団体が去ってしまうと風があることもあり余計に寒々しい雰囲気になってしまった。
体も冷えてきたところでテン場に戻り、テント撤収。

食糧/水などが減った代わりに、濡れたテントでザックの重量はさほど変わっていないはずだが、コンディションが良いためか軽くなった気がする。

軽快に歩いて、七ツ石小屋へ。
清涼飲料水をグビグビと飲み、この3日間、待ちに待った文明の生み出した飲み物を堪能する。

七ツ石小屋で冷えてます。


鴨沢への山道はなだらかで歩きやすいためか、利用する登山者が多く、GW中は大賑わいになっていることが容易に想像できる。
それでも今日はGWの間にある平日ということで、程良く静かに鴨沢まで下山。

いつもだと下山中に道路や街の明かりが見えてくると安堵感があり嬉しくなったものだが、今回は自分でも「おや?」と思うほど何も感じず、むしろ名残惜しい感じすらある。

ヤバイ、オレ、山に住める!!

そんなことを感じつつ「でも登り返すのはイヤ」と、勝手なことを思いながら3泊4日縦走の旅を無事に終えることができた。

本日の写真

ガスのかかる奥多摩小屋テン場からスタート。

うおっ、雲取山頂に人だかりが。

ガスがかかった雲取山山頂。晴れていれば富士山が見えます。

何となく撮りたくなった。

どこへ続くかガスの中。

苔、ステキ。

水場で顔を洗えばスッキリ。

七ツ石小屋で一息。

おお、色々冷えてます。

縦走の旅もいよいよ最後。

どうしてそんなにこんがらがった?

無事、下山。いや、ここからバス停までもう少しある。

所々に山桜が咲いています。

鴨沢バス亭に到着。今回の縦走の旅は無事終了。

本日の山行情報

単独行/4日目/テント泊/縦走/電車・バス登山

雲取山(くもとりやま)
標高2017m
詳細(外部リンク)

本日のスケジュール

奥多摩小屋[着] 04:55 - [発] 04:55
 ↓ 60分 
雲取山[着] 05:55 - [発] 06:00
 ↓ 45分 
奥多摩小屋[着] 06:45 - [発] 08:15
 ↓ 50分 
七ツ石小屋[着] 09:05 - [発] 09:25
 ↓ 120分 
登山口[着] 11:25 - [発] 11:35
 ↓ 25分 
鴨沢バス停[着] 12:00 - [発] 12:00

行動時間:5時間(休憩含む)

本日のおすすめ(お土産/温泉情報)

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