2011年6月25日
奥多摩:1日目
三条の湯:山中で温泉に浸かれる幸せ。

獣害対策の電気柵。余計なところを触れて「ビリッ」とならないように。


梅雨時期の晴れ間を見逃さずテントを担いで奥多摩へ向かった。
三条の湯で幕営、翌日飛龍山に登るスケジュールだ。

本日は天気は上々だが午後からは雨の予報。
雨が降らなくても15時までには幕営地に到着したいところだ。

奥多摩駅から丹波(たば)行きのバスに乗ると、さすがに登山客で満員状態。
ただ、そのほとんどが鴨沢で下車し、終点の丹波では寂しいかな私一人しかいなかった。

丹波バス亭から登山口までは人様の畑を突っ切り、電気柵が張られている扉を通過していく。
電気風呂や低周波治療器など電気の「ビリッ」をことのほか恐れる私だが、「ビリッ」とすることなく無事に通り抜け、登山口に到着。

ここからサヲラ峠(竿裏峠)までは急坂が続く。

夏です。


すでに日も高く、空気が温く息苦しい。
縁側で冷たいスイカでも食べているなら心地よく聞こえるだろうセミの大合唱も、この状況では一層暑さを増幅させて憎々しいばかり。

体中の毛穴という毛穴から汗が吹き出し、何度も休憩しながら
「こりゃ予定通りには着けないな。。」
と観念していたが、予定から10分ほど遅れただけでサヲラ峠に到着することができた。

ここまでくれば後はゆるい下り坂なので気分も足取りも軽々だ。
スイスイと進み、小雨の降りだす頃に丁度よく本日の幕営地「三条の湯」に到着。

三条の湯はその名の如く、湯に入れる。
テント設営後、早速汗を流すべく風呂へゴー。

時間も早いからか誰もいない。
貸し切り状態で「ヤッホー!」とばかりに湯船へゴー。

先客がいないせいかお湯は熱々だったが、水で薄めながらとっぷり浸かって本日の疲れを癒した。

温泉効果でお肌がツルツルになったところで、テントに戻りまったりと読書。
そしてまったりとメシの準備。

ゆとりスケジュール、お風呂、うまいメシ、まったり。
こりゃ最高だ。

三条の湯。ちょっと下った沢沿いにテン場があります。


実に綺麗ですが男湯女湯なんてものはありません。そのかわりに「をとこ」「をんな」の札を表にかけておきます。


ペプシの頂きは制した!

天気次第だが明日は早朝に発つため早々と就寝体制に入ったが、日が暮れてから到着した男女混合の若人御一行の賑やかな晩餐ですっかり目が冴えてしまった。

「これどうやるの~」
「うまくできな~い」

「ウソをつけ!!」と心の中で激しく思うも、若いっていいよ。
OK。若いからOKだ。

本日の写真

丹波(たば)バス亭。トイレあります。

バス亭からすぐ水場。あびるほど飲めます。

登山道への標識。サンドバッグは常にあるのか不明なので目印にしないように。

まだ梅雨まっさかりだが、本日はすっかり「夏」ですな。

人さまの(?)畑の中を通っていきます。

扉を開けて畑の中へ。

柵があります。獣よけか扉以外の柵には電流が流れているので注意!

畑を越えて山道突入。

土曜日だけど誰もいないな。これはこれでイイ。

「山道」って一体どこへ誘うのか。

日陰だけどまだまだ空気が暑い。。

ハアハアと疲労しながらも慎重に進みます。

サヲラ峠の中川神社でお参り。

サヲラ峠(サヲウラ峠)に到着。キツかった。

セミの大合唱の中、昼食タイム。

立派な木々。

枯れている水場。残念。

わさわさ生えてます。

眼下で倒木あり!ダラダラ歩いていたが気を引き締めて歩こう。

沢を渡ります。誰もいないし森閑としています。

いくつか沢を渡っていきます。涼しい。

登りと下りの分かれ道。標識があると安心。

いつの間にかセミの鳴き声が止んで、小雨が。急がねば。

本日の幕営地「三条の湯」に到着。

三条の湯の受付。施設も綺麗そう。

山で温泉が入れるなんて、、堪らん!

受付から下ったところにテン場があります。

幕営地に水場があります。というか沢沿いなので水には苦労しません。

本日の幕営地。

本日の山行情報

単独行/1日目/テント泊/ハイキング/電車・バス登山

三条の湯(さんじょうのゆ)
奥多摩山中にある温泉です。
詳細(外部リンク)

本日のスケジュール

丹波バス亭[着] 10:20 - [発] 10:20
 ↓ 140分 
サヲラ峠[着] 12:40 - [発] 13:10
 ↓ 95分 
三条の湯[着] 14:45 - [発] 14:45

行動時間:3時間55分(休憩含む)

本日のおすすめ(お土産/温泉情報)

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