2011年7月3日
筑波山地:日帰り
筑波山:震災後の筑波で頭上からガマが。

早朝から筑波山で軽い山歩き。
荷物を無駄に詰め込んだザックを背負い、トレーニングがてらにストックなしで階段の多い薬王院コースを歩いてみる。

薬王院コースは震災の影響で未だ立入禁止区域。
地元の方は普通に利用しているようだが、あくまで自己責任で通らせてもらう。

誰が名付けたか『地震石』。名付け親は無事でしょうか。


階段の登り始め付近で震災時の落石だろう石があった。
石には誰が名付けたか「地震石 2011.3.11 14:46」と書かれている。
時間まで書かれていることろを見ると、この石の名付け親は当時ここにいたのだろうから、さぞかし驚いたに違いない。。。

『地震石』の他は多少崩れている箇所があったものの、階段はしっかりしており問題なさそうだ。(でも立入禁止です!)
途中の小さな祠に祀られているガマも問題なさそうに静かに座していた。

ストックなしでもしっかりした足取りで登っていたが、さすがに段差のある階段が続くといささかしんどい。いや、だいぶしんどい。
ジワリジワリと膝への負担が蓄積され、中腹ほどで早くもストックの有難味を知った。

それでも山頂駅に到着。
続いて男体山、女体山山頂にも登る。

頭上から降ってきたガマ。


男体山に向かう途中、頭上で何かが落下する気配を感じた。と同時に反射的に回避し、その何かは「ベトッ!」と足もとに落ちてきた。
「質感からして落石でもないし、鳥のフンか?!しかも大量の!」と瞬間的に推測して、直撃しなくてよかった・・・と胸を撫で下ろす。

あらためて落下物を確認すると、それはガマだった。
・・・何にしても直撃しなくてよかった。

ガマ油で有名な筑波山だが、実物のガマは初めてお目にかかる。
これは更なる復興への兆しか。(良いように解釈)

下山する頃には、山道を補修する作業員(?)の方が背負子に資材を積んで準備をしていた。
歩かせて頂く身分の私としては、まったくもって有り難いこと。御苦労さまです。

昼間っから豪勢。山歩きの後だから余計にウマイ。


早々と下山して、これまで行った事がなかった『つくば湯』に入って汗を流す。(震災のため露天風呂には入れないが営業中!)
そして帰り道には昼間っから豪勢な肉料理を頂き、満足げに帰宅した。

筑波ガマも拝めたし、風呂でサッパリしたし、美味しいものも食べれたし、なかなか優雅な山歩きだった。


雲海上で応援しています!

本日の写真

仁王門。

まだ通行禁止ですが地元の方は利用している模様。ただ、自己責任で。

ここから階段が続きます。

誰が付けたか『地震石』。名付けた方は無事だったんでしょうか。

階段、しんどい。

モコモコの花を撮影して小休止。

階段を登りきったところの標識。

小さな祠。中にガマが祀られてます。

朝日が差し込んでいます。

階段ではないのでラクラク。

自然研究路に合流。

山頂駅までまっしぐら。

何か書かれています。(←調査不足)

頭上からガマ様が降ってきた。

最後の登り。これを越えれば男体山山頂。

この標高でも雲の上にでました。

筑波男大神(伊弉諾尊)を祀る本殿。

むおっ。一気にガスってきた。

ガスの漂う林。

ガマ石。

女体山山頂よりトンボとガス。

トンボとガスと石標。

汗で浮かびあがる『汗富士』。汚い!

本日の山行情報

複数人山行/日帰り/ハイキング/マイカー登山

筑波山(つくばさん)
男体山(なんたいさん):標高871m
女体山(にょたいさん):標高877m/一等三角点
詳細(外部リンク)

本日のスケジュール

薬王院[着] 05:50 - [発] 05:50
 ↓ 90分 薬王院コース
筑波山頂駅[着] 07:20 - [発] 07:30
 ↓ 10分 
男体山[着] 07:40 - [発] 07:50
 ↓ 10分 
筑波山頂駅[着] 08:00 - [発] 08:00
 ↓ 15分 
女体山[着] 08:15 - [発] 08:30
 ↓ 15分 
筑波山頂駅[着] 08:45 - [発] 08:45
 ↓ 65分 薬王院コース
薬王院[着] 09:50 - [発] 09:50

行動時間:3時間25分(休憩含む)

本日のおすすめ(お土産/温泉情報)

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