2012年4月8日
高尾：日帰り 陣馬山：さすがの高尾は大賑わい。

近所のKさんと観光＋トレーニングがてら高尾山～陣馬山へ。

私は高尾、陣馬には幾度となくお世話になっているがKさんは初めて。
ここは観光も兼ねて1号路から登ってみることにする。

よくよく考えると、高尾山から陣馬方面へ歩くのは初めて。
同じ山でも登るルートも時期も天気も違うこともあり楽しみだ。

7時30分に高尾山麓駐車場に到着。
83台収容可能な大きめの駐車場がすでに満車で、臨時駐車場に止めることになった。

誘導員のオヤジさんに、「今日は何かイベントでもやってるんですか？」と聞くと、「いつものこと」とサラリと返答。
桜が満開という訳でも、新緑シーズンという訳でもないのにここまで集客できるとはさすが高尾だ。

観光客も当然いるが、ザックを背負ったハイカーもわらわら居る。
しかもお洒落。ちびっこハイカーもお洒落。
さすが高尾だ。


薬王院へと続く1号路には何だか親近感の沸く顔のデカイ童子像が点在している。
この童子達は不動明王の従者でそれぞれ表情があって面白い。
顔がデカクて幼児体型のせいか、どれも膨れっ面で「ニヤリ」としてしまう。（罰当たりなヤツ）

他にもチンコ丸出しで大はしゃぎの子猿の像や、撫でたくなるタコの像など、宗教とは無関係なオブジェクトも多数。
トレーニングそっちのけで、すっかり観光気分だ。

薬王院で参拝後、高尾山頂までもう一歩き。
山頂が見えてきたと思った次の瞬間、当たり前かのように山頂から自動車が下りてきた。

これには「何ィィィッ！山頂から車だとぉ！？」と驚くしかない。
もうさすが高尾。

賑わう高尾から陣馬山へと向かい、ようやく山歩きっぽい感じになる。
何度も歩いたことのある山道でも、向かう方向が違うだけで景色も異なり何だか新鮮だ。
小仏城山では、相変わらず図々しくも可愛らしい城山のネコと戯れ、景信山では昼寝している茶屋のマスコット犬「リー」の可愛さに溜息を洩らす。

これまで高尾山～小仏城山の区間は人が多く、小仏城山～陣馬山区間ではハイカーとすれ違うことは少なかった。
しかし今日はどこもかしこも大賑わいで、どの山頂茶屋も繁盛している感じだ。



難なく陣馬山に到着。

帰りは陣馬高原下バス停から高尾に戻るため、バス時間の時間合わせに寝転がって休憩する。

程良い日差しに程良い気温、そして程良い風。
若人グループがワインにチーズと洒落た食事を楽しみ、ベビーキャリアを背負ったアウトドア好き一家がほのぼのハイキング。

静かな山もいいが、賑わっている山もまた一興だ。