2012年9月2日
飛騨山脈（北アルプス）：3日目 上高地：夏の終わりに諏訪花火。ゆとり山歩きも悪くない。

昨日はマッタリした。

そのおかげで槍ヶ岳登頂の疲れは全く残っていない。
むしろ快調なくらいだ。

Hさんとの合流場所が沢渡に変更になったので、暗いうちからテントを撤収して上高地へ向かう。

体調万全だと上高地～徳沢間の平坦で長い道のりも名残惜しく感じてしまう。
上高地に近付くにつれ、すれ違う登山客も多くなってきた。

上高地に到着して、バス時間までマッタリ。
こんな早い時間に帰る者などおらず、路線バスは貸切状態で、これまたマッタリとバスの運転手さんと話をしながら上高地を後にする。

行きで利用したタクシーの運転手さんといい、帰りのバスの運転手さんといい、「山には登らない」と言いながらもこの周辺の自然環境に愛着を持っている話振りが聞いていて気持ちがいい。

「この時期のこの辺りの景色がいいんですよ。そりゃもう震えますよ。」
「ではお気をつけて。また来て下さいねー。」

そりゃもう、また来ますよ。


沢渡で早朝から営業中の日帰り温泉でスッキリした後、Hさんと合流。
松本市内を軽く観光して、早めに帰路に着いた。

と言っても中央自動車道の渋滞は避けられず、既に50キロ渋滞と電光掲示板に表示されている。
そんな本日は諏訪湖上花火大会の最終日。

渋滞回避も考慮して、諏訪湖サービスエリアでマッタリしながら花火を眺めるのも悪くはない。
今年の夏は祭りらしいイベントに全く縁がなかったから丁度いい機会だ。

Hさんからお土産で頂いた鮎飯を食らって、混雑する訳でもなくベンチに腰掛けゆったりと諏訪花火を眺める。
花火を見終わる頃には渋滞も解消され快適に帰宅。

ああ、たまにはゆとりスケジュール、ゆとり山歩きも悪くないな。