山小屋生活日誌

久し振りに柳沢峠から入ってみます。

冬季の柳沢峠～丸川峠はほとんど人が入らず、ここ最近の陽気でも尾根の北側となる山道は積雪／凍結真っ盛り。そんな山道状況を確認するためにも柳沢峠から出発です。

麓は雨でした。しかし柳沢峠に近づくにつれて、雨はみぞれとなり雪に変わりました。到着した柳沢峠の駐車場はしんしんと降り続ける雪の中で予想通りに誰もおらず静まり返っています。

この静けさが好きです。

早速、山道へ入ると一面真っ白な状態。麓の様子とはかけ離れて、土が露出している箇所など全く見当たらない積雪状態です。

雪を歩く音だけが聞こえる静けさで丸川峠へ向かいます。

苔生した岩の回廊等も積雪で真っ白となり、冬季ならではの心地良さを感じます。ただ、伐採予定のテープが巻かれた枯れ木や山道をふさぐ倒木が多く、荷物を背負っている身では乗り越えるのに一苦労するのが難点です。

丸川峠に近づくにつれて、雪はみぞれとなり雨へと変わりました。どうやら時間の経過とともに気温が上がってきたようです。

その後は一日中雨模様で、登山者は一人も見かけず静かな山小屋生活を送ることとなりました。