道迷い防止に地図読み。

2016年5月1日

ビバ!地形図

ここのところ、大菩薩嶺から上日川峠へ戻るつもりで丸川峠へ来てしまう、道迷い登山者がチラホラいます。

上日川峠へと下る唐松尾根の分岐点は、大菩薩嶺山頂ではなく、途中にある見晴らしの良い雷岩にあります。立派な標識もある分岐点を見過ごしてしまうのは、『山頂=分岐点』との思い込みがあるのかもしれません。何にしても、山頂や山道の位置関係を把握していないのが、道迷い登山者の共通点です。

そこでお勧めしたいのは、国土地理院で公開している地形図による地図読みです。

登山の基礎知識とも言える地図読みは、現地でコンパスと共に利用する他にも、事前に読むことで様々な効果があります。

  • 全体の位置関係が把握できる
  • 道を間違っても早い段階で気付きやすい
  • 等高線も読めれば偽ピークに惑わされない
  • 慣れれば行動時間も読める
  • 等高線の正確さにテンションが上がる

などなど。

そして、最大の魅力は・・・無料!
ビバ!国土地理院ッ!!

(※電子国土Webの地理院地図より)

さあ、事前の地図読みで迷いなき山歩きライフを!