松の手強さに完敗。

2016年4月10日

効かぬ

ボチボチと薪割りやってます。

丸川荘では様々な種類の木を薪として利用していますが、その中でも松は薪割りをする私の前に立ちはだかる強敵です。

松はヤニを含むため、燃やすとすすが出やすく燃料として適していません(※充分に乾燥されていれば別です)。ただ、山中の状況では贅沢を言ってられずフル活用します。

そんな松の他の特長として、木目の捻れがあります。この捻れた木目が曲者となって、気持ち良くまっすぐには割れず、それどころか会心の一撃を加えても簡単に割れてくれません。

幾度となくまさかりを振り下ろしても、刃が食い込むばかりで難儀する私。そして「うぬの一撃など効かぬ」と、さも言いたげな松。

結局、たいした量の薪を確保できないまま握力ばかりが低下してしまい、薪割り作業は次回に持ち越しとなりました。

荷物を上げる脚力はそこそこ付いてきましたが、普段パソコン仕事をしている私の握力は実にか弱きモノ。弱りきった自分の握力を前にして苦笑するばかりです。

こんな手でキーボード打てるか心配。

(※それくらいは出来ました)