
効かぬ
ボチボチと薪割りやってます。
丸川荘では様々な種類の木を薪として利用していますが、その中でも松は薪割りをする私の前に立ちはだかる強敵です。
松はヤニを含むため、燃やすとすすが出やすく燃料として適していません(※充分に乾燥されていれば別です)。ただ、山中の状況では贅沢を言ってられずフル活用します。
そんな松の他の特長として、木目の捻れがあります。この捻れた木目が曲者となって、気持ち良くまっすぐには割れず、それどころか会心の一撃を加えても簡単に割れてくれません。
幾度となくまさかりを振り下ろしても、刃が食い込むばかりで難儀する私。そして「うぬの一撃など効かぬ」と、さも言いたげな松。
結局、たいした量の薪を確保できないまま握力ばかりが低下してしまい、薪割り作業は次回に持ち越しとなりました。
荷物を上げる脚力はそこそこ付いてきましたが、普段パソコン仕事をしている私の握力は実にか弱きモノ。弱りきった自分の握力を前にして苦笑するばかりです。
こんな手でキーボード打てるか心配。
(※それくらいは出来ました)