さえずり聞こえて姿は見えず
裂石の登山口はハシリドコロやスミレの花が咲き始め、めっきり春らしい雰囲気です。それに合わせて、あちらこちらから鳥のさえずりが聞こえてくるようになりました。
鳥の名前を覚えるには実物を前にしてさえずってもらうのが一番なのですが、実際には鳴き声しか聞こえない場合が多く、図鑑で調べても鳥の名前と一致させるのに難儀してしまいます。
そこで『聞きなし』といった覚え方があります。
『聞きなし』とは、鳥のさえずりを主に単語や口語化にして覚えやすくしたものです。ニワトリの『コケコッコー』やウグイスの『法華経(ホーホケキョ)』などは一般的にも知られている聞きなしです。他にはツバメの『土食って虫食って渋い』等、変わり種もあります。(※ただ、公式ではありません)
今時期の丸川峠では、ヒガラが「貯金、貯金!」と鳴き、鮮やかな色合いで可愛らしいルリビタキが「ルリビタキだよ!」とさえずっています。
可愛すぎやしませんか?
「ルリビタキだよ!」だよ。