
雨氷の付く丸川峠
今日も元気に丸川荘へ。
本日は氷点下にならず小雨の降る天気で、山道の雪は腐れて滑りやすくなっています。足下に気を付けながら急坂を登りきると、視界が開けて丸川荘はもう目前です。
ですが、ここからが大変。距離的には短くても、まだトレール(踏み跡)が少ない積雪期は難所と化します。
雪の踏み抜きです。
裂石からの急坂を登りきると、その地形のせいか山道は吹き溜まりとなって、ここまでの積雪量とはガラリと変わります。そしてこの暖かさ。もう踏み抜き天国(地獄?)となるわけです。
小柄な私でも一歩ごとに膝上まで踏み抜いてしまい、丸川荘を目前にしてなかなか近づけないもどかしさに笑いが込み上げる始末。
恐らく誰からも見られていませんが、背負子を背負って片足を雪に突っ込み、息を切らして引きつった笑みを浮かべるオッサンを目撃しても不審者ではないのでご安心を。