
これで精一杯
石油ストーブのない丸川荘では薪ストーブで暖を取ります。小屋内を暖めるだけではなく、お湯を沸かしたり料理に使ったり、薪を燃やしている間はフル活用です。無限にあるわけではない薪燃料を無駄にできないわけです。
そんな薪の元となる丸太を小屋まで運ぶのが本日のお仕事。
小屋から下ったところには、倒木など利用許可を得た樹木が運びやすい長さに切られて転がっています。ちょうど私が運べる程度の丸太を只木さんが用意していました。
ちなみに只木さんが若い頃は、今回の倍以上の長さの丸太を担ぎ上げていたそうな。
よっしゃ、ここは気合いの見せどころ。
若かりし頃の只木さんと同じ量の丸太を担ぎ上げて、鉄筋コンクリート育ちの現代っ子でも出来るところをアピールしよう。
と言うことで、背負子に2本の丸太をくくりつけて挑戦。
ふんっ!
そりゃ!
むんっ!
地面に置かれた背負子に腕を通して起き上がろうとするも、ひっくり返った亀のように手足をバタバタさせるだけ。立ち上がるどころか一向に起き上がれません。それはもう見るに堪えない様だったに違いない・・・。
とほほ、こりゃあダメだ。
結局、イイ格好を見せようと無理にジタバタするよりも、1本ずつ確実に運んだ方が効率的。
何とも己の非力さを痛感ですよ。