薪の工面。

2017年8月5日

刻印

山小屋と言ったら薪ストーブのイメージがあります。樹林帯に囲まれた山小屋では薪に不自由しないからね・・・なんてことはありません!

山中にあるほとんどの山小屋は県有林や国有林内にあるため、無断で伐採はできず許可が必要となります。倒木ですら許可が必要です。また、許可が得られても伐採地が近場とは限らないため、山小屋までの運搬がまた一苦労なのです。

そんな山小屋の薪事情ですが、先日丸川荘でも職員立ち会いのもと、利用可能な樹木一本一本に刻印を付けてまわりました。この刻印が伐採できる樹木の証となります。後は一定期間内に刻印のある樹木の伐採/運搬作業が完了すれば、当面の薪の心配はなくなるワケです。

伐木(70cm未満)講習受けたての私としては、受けたての血が騒ぐと同時に、樹木ひとつとっても立派な資源であり財産なのだと実感しています。