私事ながら結婚記念日なので記念日山行に行って参ります。
山行と言うよりは軽い散策で芳ヶ平ヒュッテの宿泊が目的です。

ガスの白根レストハウスに到着。

キチンと届け出を提出。

今年の6月に火山警戒レベルが下がったとは言え、活火山であることは忘れずに。
散策は明日にして本日は宿泊先の芳ヶ平ヒュッテへまっしぐら。

周囲は秋色に変わり始めています。

山道脇にはリンドウや、

アキノキリンソウ、

シラタマノキなどが見られます。

青空なら映えそうな景観です。

右手にはパワースポットと名高いらしい白根神社元宮が見えます。

わずかな雲間からお日様が照らします。

火山らしく荒涼とした雰囲気になってきました。

そそくさと移動、移動。

湿原帯に芳ヶ平ヒュッテの赤い屋根を確認。

芳ヶ平ヒュッテに到着しました。

「いらっしゃい」と、わんこがお出迎え。

ジャズの流れる小屋内は雰囲気バッチリです。

夕御飯まで芳ヶ平湿原を散歩。

霧雨落ちる芳ヶ平湿原。

自然の鉢植えがステキ。

丁度、リンドウが見頃でした。

奥に見えるのは快適そうなテン場。

草津温泉方面。明日は晴れるかな。
さあて、

夕食だッ!
食事の後はオーナーご夫妻と山小屋生活についてたっぷり語らいました。
翌朝。

朝食まで朝の散歩へ。

朝露でふっくらと潤う苔。

の上を歩くカモ。

今日は晴れてほしいね。

朝の散歩から帰ってきたら伸びていたセレン(わんこ)。
丁寧に盛り付けられた朝食を頂き、コーヒーを飲んで優雅に過ごします。
名残惜しいですが、芳ヶ平ヒュッテに別れを告げて草津白根散策に出発。

おっ、晴れてきたーーッ!

陽が射すと緑の色合いも鮮やかです。

陽が当たってリンドウも開花。

あの向こうが草津白根のシンボルとも言える湯釜(火口湖)になります。

心なし温かい気がする湧き水。

火山帯らしい荒涼とした景色になってきました。

白根レストハウスの駐車場まで戻ってきました。

では、湯釜を見に行ってきます。
遊歩道を15分程登れば・・・

合成かのような独特な色彩を放つ湯釜に到着!

スゲェだろ、加工してないのに火口写真なんだぜ。
それはともかく、ため息の出る色彩です。

こんな環境でもハナイカリが咲きそうです。

さて、次は逢ノ峰を越えて奥に見える本白根に向かいます。

なだらかな木道を登り、

逢ノ峰山頂に到着。

湯釜は見れませんが、横手山や笠ヶ岳が望めます。

今期最後の咲き残りだろうヤナギラン。

逢ノ峰を下るとリフトがあります。

標高差100m程ですが、歩かずに大人の財源力でそれ行けー。

汗ひとつかかずにやってきました。

木道伝いに本白根の中央火口を周回してきます。

涸釜と呼ばれる中央火口が出現。

奥には浅間山も見えて、火山ならではの圧倒的スケールを感じます。

今期最後の咲き残りだろうコマクサ。

時期を狙えばコマクサの群生が見られそうです。

中央火口を周回。

足元に咲くヤマハハコもいいですよ。

中央火口縁の最も高き場所へ向かいます。

到着。

四阿山(あずまやさん)。

浅間山。

浅間隠山。

榛名山。奥には赤城山も見えます。
はあ、晴れている山は最高だ・・。

火口湖の鏡池を通過して戻ります。

沢を渡ってしばらく歩けば、

白根火山ロープウェイの山頂駅に出ます。

逢ノ峰の東側をまく遊歩道伝いに白根レストハウスへと戻ってきました。

ああ、良かったよ、草津白根山。
これにて結婚記念日としての草津白根散策は終了。

自宅への帰り道には『草津運動茶屋公園 道の駅』の花豆ソフトを頂き、

嬬恋のキャベツ畑から浅間の絶景を眺め、

秘湯感たっぷりの鹿沢温泉『紅葉館』でスッキリして帰路に就きました。
今回は何と言っても芳ヶ平ヒュッテ。
人、場所、わんこ、全てが印象的でした。

ああ、ときめいた。ときめきましたとも。