今朝方、麓では数センチの積雪がありました。
そこで、新雪の大菩薩エリアを歩いてきます。
裂石から石丸峠~大菩薩峠~丸川峠の周回です。
夜明け前の空にはどんよりした雲が覆っています。
しかし、天気は回復する見込みです。
天気予報を信じて石丸峠を目指します。
寒い中、お疲れ様です。
ほうら、晴れてきた。
南アルプス方面は晴れ渡っているご様子。
隣の尾根にも陽が当たり始めてます。
すっかり晴れて、上日川峠到着。
ここから石丸峠へ向かいます。
山道脇に3代目石摩羅様を発見。
石摩羅とは石丸峠の名称由来ともなった男性の陰茎に見立てた巨石です。
子孫繁栄として崇拝されていましたが、初代の石摩羅様は明治維新の宗教政策『淫祠邪教の禁』により撤去されたそうです。
枝に積もった雪が音もなく舞い落ちる静かな樹林帯を登ります。
林道を横断して更に進みます。
重さを感じさせないサラサラの新雪を蹴りあげて登れや登れ。
視界が開けてきました。
この突き抜けるような青空の下でシカの群れが移動中。
日差しは暑くても風は冷たい。
石丸峠がもう見えてくる頃。
ちょっとショートカットして石丸峠を後にします。
振り向けば富士山。
雪原を登ります。
富士山に雲がかかるのは時間の問題か。
雪煙が吹きあがってきた。
ひぃーーーっ!
そんなこんなで大菩薩峠に到着。
なんて真っ直ぐな目をしてやがるんだ。
大菩薩峠から雷岩までは見晴らしの良い稜線歩きです。
雲がかかり始めた富士山。
南アルプス北部。甲斐駒、千丈。
南アルプス中部。塩見、白根三山。
南アルプス南部。聖、荒川三山。
小ざっぱりした賽の河原避難小屋で昼食タイム。
登りを再開。
雪紋が育ってます。
ビューポイントの雷岩に到着。
木々には雨氷。
風が吹くと雨氷同士がぶつかり合って透き通った音色を奏でています。
来ました、大菩薩嶺。
ここから丸川峠への山道は雰囲気が変わって穏やかな静けさに包まれます。
丸川峠へと下ります。
丸川荘に到着。
あっ、丸川荘のご主人が淹れる挽きたてコーヒーの写真を撮り忘れた!(いつもそう)
下山。今朝方の雪はすっかり融けていました。
ゴールイン。山行終了。
そして、大菩薩エリア山行の締めに欠かせないのはコレ。
番屋茶屋の焼きよもぎだんごをパクリ。
満足、満足。