里帰りしている山形から現住所の山梨に戻る途中に山歩き。
目的地はたおやかな山容で『乳首』と呼ばれる岩場が特徴的な安達太良山です。
活火山なので事前に火山活動の確認をしておきましょう。
あだたら高原スキー場にある奥岳登山口から山歩き開始・・・
でしたが、時間の関係で登りはロープウェイを利用します。
ゴンドラリフト『あだたらエクスプレス』で一気に薬師岳へ。
ゴンドラ下にはアジサイらしき花が見られます。
6分程で薬師岳手前にある山頂駅に到着。ここから歩き始めます。
木道を数分歩けば薬師岳山頂。
山頂にある鐘を鳴らします。
『ほんとの空』とは二本松市も大きく出たな、と思っていましたが高村光太郎の詩が元になっています。
そして、こちらがこれから目指す『ほんとの乳首』こと安達太良本山。
湿った木道は憎らしい程に滑るので注意。
リンドウ開花までもう少し。
近づく乳首。
仙女平分岐を通過。
迫る乳首。
峰の辻分岐を通過。
すぐそこに乳首。
くもり空ですが青空も見えてきました。
頼りないハシゴを登って、
乳首の先端に到着。
山頂には安達太良神社の石祠と『八紘一宇(はっこういちう)』と掘られた石碑があります。
沼ノ平火口へ続く稜線。
こちらは船明神山方面。
何か言いたげな石仏(?)や、
ハート型の石もあります。
下りはクサリ場を利用。
花畑の向こうに和尚山。
本日の安達太良山から見る景色。
稜線を進んで沼ノ平火口に向かいます。
花の時期はすっかり終わり。
高山ぶどうとも言われるクロマメノキの実。美味しく頂きました。
稜線上に整列する大きなケルン。
枯れ乳首。(スイマセン)
そこから見える景色は・・・
これまでの景色とは異質で巨大な沼ノ平火口です。
沼ノ平火口は立入禁止区域がありますのでご注意ください。
くろがね小屋に向かって下山します。
峰の辻から見る安達太良本山。
形のよい篭山も見えます。
くろがね小屋はこちら。
紅葉に向けて色付きスタート。
鉄山方面を見上げます。
大幅な崩落箇所があるようです。
山道の目印は明確。
樹林を潜って下ると、
くろがね小屋に到着。
シンボルの黒い鐘。
昼食がてらに冷たい地元の缶ジュースを頂きます。
帰りは馬車道と呼ばれる林道を利用。
この景色も見収め。下山します。
さすがに馬車が通っていただけある歩きやすさ。
金明水神の石碑の上にトンボ。ほのぼの。
楽園的な金明水神の水場。
なぜこんな浸食具合なのでしょう?
旅する蝶『アサギマダラ』が舞っています。
シダ植物の間からこんにちは。
勢至平(せしたいら)分岐を通過。
馬車道を外れて時には旧道を下山します。
無事にあだたら高原スキー場へ下山しました。
汗を流すため岳温泉の共同浴場へ移動します。
こちらが共同浴場『岳の湯』。入浴料350円です。
おならをすると温泉成分によりお湯が変色するので厳禁。(適当です)
最後にあだたら高原アイスクリームガーデンのアイスクリームを頂きます。
お疲れっした。