岩手の山歩き2日目は岩手山を登ります。

広々した馬返し登山口の駐車場からスタートです。

まずは馬返しキャンプ場を抜けていきます。

登山口にある『鬼又清水』。

へなちょこなりの荷上げ魂に灯が付いたので担いで行きます。

入山前には届け出を。

これからアレに登ります。

『可』でお願いします。

今朝方の霧はすっかり晴れました。

え?まだ0.5…。合目表示に小数点以下の正確さは不要だと思うんだ。

木漏れ日でも気温が高くて既に大汗です。

ふうふう、やっと1合目・・・。

淡々と登るぞー。

豆腐岩って尻でも掻きながら適当に命名した印象が・・・。

火山らしい砂礫の山道になってきました。

暑っつい!

2合目にして早くも雲海を眼下に眺めます。

ひとときの涼しさ。助かるわぁ。

3合目。遠慮せず座っていきましょう。

ハクサンシャジンも雲海を眺めます。

4合目。調子が出てきました。

岩手山の固有種と教えてもらいましたが、名前を忘れた・・・。

アザミの一種。アザミは130種類程あって見分けるのが難しいそうです。

どこまでも続く雲海。

つまむと音がなりそうなクサボタン。

花期が終わるとこんな風になります。

5合目。どんどん行きますよー。

絶妙に整ったウメバチソウ。

こちらも固有種らしいが名前を忘れた・・・。メモしなきゃダメだね。

また雲海を眺めます。

火山らしい色合いですが緑もしっかり根付いています。

こんな大岩が転がり落ちてきたらたまったものではない。

歩きづらい山道が続きます。

6合目。一気に行ってみよう。

岩場の陰にちょっとした避暑地。

エーデルワイス=ウスユキソウって知りませんでした。

7合目に到着。奥に見えるのが・・・

火山らしい重量感の岩手山です。

7合目から8合目の避難小屋まではすぐです。

青空が爽やか。

八合目避難小屋までやってきました。

途中放棄する事なく薪の荷上げは完了。

冷たい御成清水を頂きます。

登って感動しに行ってきます。

あれ、これって名前忘れたヤツかな。

男の子ならときめく鬼ヶ城。

ここから火口縁までキツイ登りが待っています。

砂礫の直登ルートで目指せ、火口縁。

火口縁に到着。

隆起している火口中央部は立入禁止です。

一定間隔で石仏が並んでいます。

山頂付近にはイワブクロ。

圧倒的な生命力を感じます。

岩手山の最高地点『薬師岳』までもうすぐ。

到着しました。青空じゃないと映えないな・・・。

セミも登っています。
青空を待っていましたが空模様が一向に好転しないのでお鉢巡りに出掛けます。

火口縁の北側ではまだコマクサが見られます。

お鉢を移動するごとに景色が変わって飽きません。

隆起した火口中央。うーん、理想の形だ。(え?)

こちらは赤い薬師岳。

ふたつ並んで、うーん、いい形だ。

また山道の様子が変わります。

火口に下りて岩手山神社奥宮へ。

岩手山神社奥宮に参拝。

よく来た

なっ。

岩手山神社奥宮では篠木神楽(獅子舞)が奉納されています。

植生保護のためロープから外へは出ないように。

火口縁には点々と登山者の姿。

鬼ヶ城。カッコイイ。

9合目はここにありました。

お鉢を1巡してきました。

丁度登ってきたヨメと合流したのでお鉢巡り2巡目スタート。

御釜湖?御苗代湖?

2巡目にして青空の山頂!

イイぞ、夏!

快晴なら八幡平や青森の山々も見えそうです。

岩の陰にはイワギキョウ。

お鉢2巡目でも景色は刻一刻と変化しています。

薬師岳を下る登山者たち。
お鉢を歩いていると岩手山の火山研究をされている方に出会いました。
丁度、地熱を測っていたようです。

ここの地面は温かい!
一部の区間では少し掘るだけで70~80度もあるそうです。
色々と教えてもらい、お鉢を2巡した甲斐がありました。

八合目避難小屋まで戻って昼食タイム。
盛岡のソウルフード『福田のコッペパン』を頂きます。

帰りは歩きやすい新道で一気に下山。

雲の下まで下ってきました。

無事に下山。ゴクゴクと頂きます。

馬返しキャンプ場、ここは改めて利用したいな。
帰りはドタバタしてしまい盛岡三大麺のひとつ『じゃじゃ麺』を食べ損ねた・・・。
まぁ、山歩いて麺を食べにまた来ますよ、岩手。