船窪小屋に泊まりに行ってきます。
台風接近中なので天気には注意を払って行きます。

七倉登山口のポストに登山カードを入れて出発。

七倉尾根にはトンネル手前から入ります。

では参る。

標高差にして1400mほど登ります。

今のところ台風の影響なく静か。

標高140mごとに案内があります。ワンポイント解説がイイ感じ。

新・旧の山道。

山道を流れ落ちるように木の根が這っています。

チェックポイント『唐沢のぞき』。

木登り感覚で登っていきます。

根っこの間にはこんなキノコや、

奇怪な虫がいました。

チェックポイント『岩小舎』。

のこり半分ッ!

巨岩の上に巨木現る。

ただならぬ存在感を発しています。

チェックポイント『七鞍の森』で小休止。

小雨で植物たちが潤ってます。

急坂の鼻突八丁スタート。

ハシゴが連続します。滑らないように注意。

巨木間をぬって進みます。

鼻突八丁終了。

ミヤマママコナ。

秋に向けてトンボが色付き中。

樹林帯も終盤です。

樹林帯抜けたーッ!

下方には七倉ダム。

チェックポイント『天狗の庭』から下方には高瀬ダム。

森林限界を越えて爽快な青空がお出迎え。

槍穂高連峰もお出迎え。

期待していなかっただけにこの天気はサイコーッ!

まだ花は残っているかな。

お、まだ楽しめそうだ。

可愛らしいミヤマコゴメグサ。

はい、がんばります。

コマクサも残っています。

本日の宿泊地に到着。

小屋番さんからお疲れ様のお茶を頂きます。

立山連峰を眺めながらすするお茶はサイコーッ!

まだ天気が崩れないので七倉岳付近を散策してきます。

正面には不動岳。

小屋から30分程離れた水場まで行ってみます。

どうやら危険な場所にありそう。

途中の憩い。

水場まで下ってきました。

足元はこんな感じ。怖い!

船窪小屋へ戻る前に七倉岳山頂にも寄って行きます。

だいぶ雲が掛かってきました。東京方面は荒れてそう・・・。

小雨が落ちてきたので小屋に戻ってくつろぎますかぁ。

帰りしなにクロマメの実をちょいと摘み食い。
船窪のお父さん、お母さんこと松澤さんご夫妻は船窪小屋を60年以上管理されています。
そんな山小屋に関するお話を伺いながらゆったりとした山時間を過ごします。

ちなみに船窪小屋のトイレは臭わず綺麗。
管理の賜物です。
そして船窪小屋では手作りの食事も楽しみのひとつ。

うわぁ、美味しそうッ!
なのですが・・・
高山病の症状が出た私は食欲不振。
憎い、こんな自分の胃袋が憎いッ!

暗くなってランプに火が灯ります。
船窪小屋は電気のないランプの山小屋です。

船窪のお父さん、お母さん、小屋番の皆さんとゆったりとした時間を過ごします。
翌朝。

無理かと思っていましたが日の出が見れそうです。

朝焼けに染まると同時に小雨が降ってきました。

小雨に濡れながらの日の出もオツなもの。

そして、常念山脈から立山連峰にかけて巨大な虹が掛かります。
高山病の症状は治まったので、朝食を美味しく頂いて船窪小屋を後にします。
「いってらっしゃい」と見送ってくれた船窪小屋の皆さんと鐘の音がホロリと心に響きます。

はい、気を付けて下ります。

霧雨に濡れたオヤマノリンドウ。

ガスが晴れてゆく・・・。

ガスの小窓から餓鬼岳、燕岳方面がチラリ。

飛騨山脈が大呼吸しています。

稜線に別れを告げて樹林帯に突入。

滑りやすいので要注意。

にゅるんにゅるん。

涼しげな山道を下り、

爽やかな登山口へと下山しました。

七倉山荘駐車場へと下山して山行終了。

そして、すぐ温泉へ直行できる利便性の良さ。

しかも、独占ッ!

風呂上がりに冷えたスイカを頂きます。
今回は船窪小屋で色々なお話を伺えて有意義な山行となりました。
松澤さんご夫妻の人柄もあって、船窪小屋は人とのつながりを感じるステキな山小屋でした。
【オマケ】
車で信濃大町へと下り、大町名店街を散策していると気になるカレー屋を発見。

シェルパ族の料理人がオーナーの『ヒマラヤン シェルパ』です。

それでは、本格的ダルバート(ネパールの家庭料理)を頂きます。
むぅ、美味いッ!
ああ、満たされたわぁ。

ちなみに、こちらがヨメの購入したお土産(自宅用)の数々。
恐るべし購買力よ。