霧ヶ峰高原を散策してきます。
出発地点は八島ビジターセンター。
いざ、八島ヶ原湿原へ。
八島ヶ原湿原は『恋人の聖地』らしい。
広がる八島ヶ原湿原。右下には熟年の恋人たちがいます。さすが聖地。
奥に見える車山まで行ってきます。
ドライなあじさい。
ドライな線香花火。
色々なモノがドライとなっています。
ススキ越しに八島ヶ原湿原
八島ヶ原湿原周辺は木道が整備されているため快適です。
現在無人の奥霧小屋。
湿原帯を離れて緩やかな登りが始まります。
見晴らしの良い物見石に到着。
槍・穂高連峰。
御嶽山。
こちらには八ヶ岳と赤石山脈が少しだけ見えています。
蝶々深山、車山へと山道が延びています。
蝶々深山に到着。
美ヶ原越しに後立山連峰も見えてきました。
霧ヶ峰最高峰の車山へ向かいます。
階段をえっちらおっちら。
車山山頂に到着。
ここにきて八ヶ岳と赤石山脈が姿を現します。
御柱に守られた車山神社に参拝。
こちらは車山気象レーダー観測所。
ここから休憩ポイントのコロボックルヒュッテへ下ります。
越冬できそうにないケルン。
ドライになりかけのマツムシソウ。
コロボックルヒュッテに到着です。
ミルクコーヒーでホッと一息。
たっぷりくつろいだので八島ヶ原湿原へ戻ります。
車山乗越の向こうには蓼科山が見えます。
一時見せてくれた青空。
高原を眺めながら歩けるので爽快です。
霧ヶ峰第2の高峰である鷲ヶ峰に向かってゆきます。
ススキ越しの秋色。
秋に染まる樹林帯に突入。
お洒落なヒュッテがひっそりと点在しています。
ここにも。
こちらもイイ感じ。
旧御射山(もとみさやま)遺跡にも立ち寄ってみます。
旧御射山神社の石祠。
盆栽のような存在感があります。
根元にはススキが供えてありました。
旧御射山遺跡付近からは縄文土器も出土されています。
地味ですが雰囲気があっておすすめです。
八島ヶ原湿原に入って木道歩きになりました。
金色の八島ヶ原湿原。
種は旅立ったようです。
八島ヶ原湿原の入り口に戻ってきました。
八島湿原駐車場に到着。
今晩は諏訪方面へ20分程下ったところにある『いずみ湖公園キャンプ場』でテント泊。
フリーサイトの快適空間です。
まったりと夕食の準備。
そしてまったりと食後のコーヒー。
では、おやすみなさい。
翌日。
朝から雨なので予定を変更。諏訪湖周辺に4箇所の境内地をもつ諏訪大社訪参りに行ってきます。
よく、
参ったな。
と言うことで、諏訪大社は有名なので別の所を紹介します。
諏訪大社上社本宮の近くにある北斗神社です。
どうですか、登りたくなるでしょう?
ただ、40度近い傾斜なので高所が苦手な方にはおすすめ出来ません。
次は神長官守矢史料館へ行きます。
こちらが神長官守矢史料館。
ここは古くからの土着信仰を代々受け継いでいる守矢家に関する史料館です。
中でも『御頭祭』の展示物は興味深いモノがあります。
『御頭祭』は70頭余りの鹿の頭部を供えた神事です。
こちらは神の矛にかかったとされる『耳裂鹿』。
他にも串刺しのウサギやイノシシの皮、鹿の脳などの供物が再現されています。
こちらは『御贄柱(おにえはしら)』。この柱に子供を縛り、生贄として神に捧げられたと記録されています。
ただ、祭事の最後に子供は解き放たれるそうです。
現代道徳的には残酷かもしれませんが、展示されている神への供物(生贄)は不思議と神聖な印象を受けます。
守矢史料館の外にある『みさく神境内社叢』。
境内はイガ栗だらけ。
最後に下諏訪温泉共同浴場『新湯』に浸かります。
山行(あるいは旅)の締めに温泉。
これは欠かせませんね。