悪天候の昨日は、南御室小屋のテン場で昼から寝て食べてゴロゴロして過ごした。
おかげで体調は万全。
外に出てみると満点の星空にお月さま。
よし、こちらの思惑通りだ。
では鳳凰三山縦走へ出発。
樹林帯の向こうが朝焼けに染まってきました。
お月さまの下にガマ岩。
砂払岳の岩場から御来光。
富士山もよく見えてます。
白根三山もくっきり。
本日もよろしくお願いします。
これから向かう薬師ヶ岳に観音ヶ岳。
白根三山にもようやく日が差します。
北岳バットレスにも日が差します。
砂払岳を下って薬師岳小屋へ。
振り返って砂払岳。意外と好きなシルエット。
ダケカンバと合わせてもイイ感じ。
空が広い。
薬師ヶ岳に到着しました。
こちらは青木鉱泉への下山道側。遠くに八ヶ岳が浮かんでます。
薬師ヶ岳の巨石と富士山。
観音ヶ岳へ向けて白砂の稜線を進みます。実は強風です。
ああ、ヤグラが・・・。
鳳凰三山の最高峰、観音ヶ岳に到着。
山頂の岩場を登ると正面には勇壮な白根三山。
地蔵ヶ岳へ続く稜線とその奥に甲斐駒ヶ岳。
素晴らしい景色です!
では鳳凰三山縦走最後の地蔵ヶ岳へ。
この辺りの岩場は独特の雰囲気を持っています。
謎のオブジェクト。
美しい白砂の稜線を歩きます。
総立ちとなった観戦席っぽい。
踏ん張って強風に耐えている人っぽい。
赤抜沢ノ頭まで来ました。
ここを下れば地蔵ヶ岳。遠くには八ヶ岳。
鞍部にある賽ノ河原まで下りました。
強風でも静かにたたずんでいます。
甲斐駒を背景に多くの石仏が見られます。
ここに地蔵ヶ岳の道標がありますが、オベリスク(地蔵仏)の途中まで登ってみます。
地蔵仏は岩山です。
あちこちに石仏が見られます。
ここにも。
かなり登ってきました。
オベリスクのてっぺんはすぐそこ。
山頂直下に残置ロープが垂れていますが正直信用できません。
ロープに頼らず登れる技術を会得してから改めて来ます。
強風だし、高所が怖いと言うのが本音ですが・・・。
また来ますよ、地蔵仏様。
おやっ、こんな所に最近の子授け地蔵が!
地蔵ヶ岳には、山頂付近にある子授け地蔵を持ち帰り、子を授かったらお礼に2体の地蔵を山に返す風習があります。
最近、どなたかが成就されたようです。
おめでとうございます!
数年前にも同じお地蔵様を同じ構図で撮りました。
相変わらず穏やかなお顔です。
これにて鳳凰三山縦走は終了しました。
ピストン山行のため、これから長い帰り道が待ってます・・・。
愛嬌のある石たちが総立ちで何かを眺めています。
視線の先はやっぱり北岳です。
私も見ます。
観音ヶ岳の下に石仏を発見。
隣には木仏も。
タテがいいかな。
それともヨコかな。
薬師ヶ岳まで戻ってきました。
仙丈ヶ岳の上に日除け雲。
砂払岳と富士山。それにしても富士山は絵になるなぁ。
何故か檜洞丸の缶バッジを発見。
白砂と巨石の稜線に別れ告げて樹林帯へ。
今朝と変わらずガマ岩がいます。
南御室小屋まで戻ってきました。
ここまでに拾ったギアたち。上モノもありますよ。
昼食休憩に玉羊羹。面白くて美味しいヨ。
美味しいので正真正銘の『南アルプスの天然水』を頂いて帰ります。
小屋番さんは先に下山しちゃいましたがお世話になりました。
素敵な字体の誘う方へ。
晴天だと樹林帯も爽やかです。
曇りだった昨日と比べ物にならない明るさ。
涼しくて気持ちイイ。
緑も良く映えます。
頭上では鳥がさえずります。
昨日は気付かなかった石仏にも目がとまります。
積雪地帯は終了。
杖立峠まで来ました。ザックの重みで肩が凝った・・・。
木漏れ日を浴びながら休憩。
夜叉神峠まで戻ってきました。昨日とは違って景色が良く見えます。
山道脇にはツルキンバイ。
タチツボスミレもよく見かけました。
調べてもよく分からない小さい花も。
あああああ、やっと下山だぁー。
帰りはゆっくりペースでも疲れましたが、快晴の鳳凰三山縦走を満喫した感じです。
そして、持参した『北アルプスの天然水』は全く使わず、下山時に『南アルプスの天然水』が増えてる不思議。
南御室小屋に行く際は、もう無駄な水を持参しない事にします。