日の出前に起床。
昨日から心肺機能の調子がいまひとつ改善していない。
それでも霜の降りたテントを撤収して予定通り出発します。
御来光を拝みに奥穂へ向かう登山者たち。
朝焼けの始まりです。
皆さん、固唾を呑んで日の出を待っています。
夜が明けつつある奥穂高岳。
私は涸沢岳へ向かいます。
ジャンダルムの上でも御来光待ち。
浅間の横から御来光。
涸沢岳からおはようございます。
富士山も見えます。
大キレットの向こうに槍ヶ岳。これから向かうルートです。
朝日に染まる奥穂高岳。
涸沢岳。
これから向かう北穂高岳。
今日も良い日になりますように。
よーし行くぞ。まずは手始めにこの岩稜を下ります。
空が青い。
人が多いので落石にも十分注意して。
日陰の岩場は今朝の冷え込みで滑りやすくなっています。
こんな岩稜帯を歩くなんて、ちょっと怖さの感覚がバカになる。
岩にはイワギキョウ。
焦らずに慎重に行きましょう。
涸沢岳を下りました。今度は北穂高岳へ登り返します。
今朝はだいぶ冷え込んだなぁ。
広大な笠ヶ岳。あちらも歩いてみたい。
前穂、奥穂、涸沢岳。壮観。
北穂高岳を目指します。
遥かなる飛騨山脈。
極上の景色を前に休憩。
300m程切れ落ちた大キレット。今から越えるぞ。
南稜ルートとの合流地点。
北穂高岳はもうすぐ。
北穂高岳に到着しました。
大キレットのスタート地点となる北穂高小屋で小休止。
遠目で見ると南岳の登りがキツそう。
いまだに心肺機能は改善されず・・・。
ただ、ペースを守れば大丈夫。
いざ、大キレット越えに出発です。
大キレットへと下降します。
険しい下り途中の和み。
高度感はなかなかのモノです。
登りと下りとでは印象が全く異なります。
ひとまず休憩ポイントまで下りました。
振り返ると北穂の岩壁。
正面には長谷川ピークの鋭峰。
A沢のコルまで無事に下りました。
長谷川ピークへ登ります。
到着。
私はヤリ方面へ。
長谷川ピークを越えれば比較的歩きやすくなります。
しかし、心肺機能低下による呼吸の乱れで休憩が多くなります。
立ちはだかる南岳の岩場。
まずはハシゴを登って、
次のハシゴへ。
ほぼ垂直のハシゴを登って、
クサリも登って、
岩場を登って、
もう少し。
大キレットを無事に越えて祝福の青空です。
南岳小屋が見えました。
槍ヶ岳山荘まで行く予定でしたが、双眼鏡で大混雑を確認していたので、本日は比較的空いている南岳小屋でテント泊です。
南岳小屋に到着しました。
ヨメへの土産に山小屋オリジナルラベルのワインをゲット。
高度障害が抜けず、相変わらず食欲がわきません。
そこで、無理せずに食べたいものだけを食べる事にしました。
食べたいモノをチョイスしたらこうなりました。
落日。お疲れさまでした。
本日は無事に大キレットを越えてきました。
ただ、早いところ高度順応してほしい・・・。
明日はどうなることやら。